
宇宙開発企業のスペースX社は、2018年4月18日(現地時間)にフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から「ファルコン9」ロケットを打ち上げました。さらに、ロケット第1段はドローン船への着陸に成功しました。
今回のファルコン9には、次期惑星探査衛星「TESS(Transiting Exoplanet Survey Satellite)」が搭載されています。TESSは、惑星が主星の前を通過する際の明るさの変化を利用する「トランジット法」により、太陽系外惑星を探査する人工衛星です。
現在、同様の目的で「ケプラー宇宙望遠鏡」が運用されていますが、TESSはその後継機として、天球の約85%をカバーし、かつ地球から30〜300光年程度の近傍惑星系を調査する予定です。なお、TESSの運用期間は2年間を予定しています。
編集/sorae編集部
参考文献・出典
- Image Credit: スペースX
- TESS Mission [https://www.youtube.com/watch?v=aY-0uBIYYKk]