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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

塵に霞む、穏やかな火星の地平

NASAが公開している「Mars Perseverance Raw Images」では、火星探査車「Perseverance」が撮影したRAW画像を日々更新しています。今回ご紹介するのは、Perseveranceのミッション第239週にあたる2025年9月10日に撮影された1枚です。

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今回の画像は、緩やかな起伏の台地が画面の奥へと続き、ごつごつした岩が積み重なった小さな丘のような地形が見えます。手前から中ほどにかけては大小の岩がまばらに点在し、角ばった破片が多いことから、この場所では水の流れよりも風による風化が長く続いてきたことがうかがえます。地表は細かな砂礫に覆われ、明るい黄土色が画面いっぱいに広がっています。空はオレンジがかった灰色で、舞い上がった微細な塵が遠景をわずかにかすませています。

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この風景は派手さこそありませんが、穏やかな起伏と岩の配列が、この場所に積み重なった時間を物語っています。

火星の風景の撮影情報

  • 撮影機器:Mastcam-Z(右側)
  • 撮影日:2025年9月10日12時23分11秒(現地時刻)
  • 撮影場所:火星、ジェゼロ・クレーター内

※…2025年9月2日はPerseveranceのミッション1612ソル目にあたります。1ソル(Sol)は火星の1太陽日を指し、地球時間で約24時間40分に相当します。

火星探査車Perseveranceとは

Perseveranceは、NASAが2020年に火星に送った探査車で、火星の地質や気候の調査、古代生命の痕跡の探索、将来の有人火星探査に向けた技術実証を目的としています。

火星探査車Perseveranceに搭載されている観測装置の位置を示した図。Mastcam-ZとSuperCamはどちらもPerseveranceのマスト、通称“ヘッド(頭)”と呼ばれる部分に搭載されている(Credit: NASA/JPL-Caltech)
【▲ 火星探査車Perseveranceに搭載されている観測装置の位置を示した図。Mastcam-ZとSuperCamはどちらもPerseveranceのマスト、通称“ヘッド(頭)”と呼ばれる部分に搭載されている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

 

編集/sorae編集部

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