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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

乾いた湖底のような…

アメリカ航空宇宙局(NASA)が公開している「Mars Perseverance Raw Images」では、火星探査車「Perseverance」が撮影したRAW画像を日々更新しています。今回ご紹介するのは、Perseveranceのミッション第236週にあたる2025年8月17日に撮影された1枚です。

今回の画像は、Perseveranceに搭載された前方左側の「HazCam (Hazard Avoidance Camera)」で撮影されました。HazCamは前方に4台、後方に2台の計6台が取り付けられており、岩や溝などの障害物を検知して走行経路の安全を確保するだけでなく、ロボットアームを動かす位置の確認にも用いられます。

※…2025年8月17日はPerseveranceのミッション1597ソル目にあたります。1ソル(Sol)は火星の1太陽日を指し、地球時間で約24時間40分に相当します。

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Perseveranceが撮影したのは、着陸地ジェゼロ・クレーターの一角です。ここは、かつての湖の底を思わせる平らな地面。静かな水の中で積もった細かな砂や泥が固まり、乾いてひび割れたように見えます。いまは風が砂を運び、岩の縁やひびの中に薄くたまっています。

画面には、石畳のように平らな岩盤が広がり、その上に多角形のひびが網目状に走っています。交点がY字に分かれる形が多く、湖の底が干上がったときに見られる泥割れを思わせます。ひびはわずかに凹んでおり、その隙間を埋めるように細かな砂が入り込んでいます。

周囲には、やや丸みを帯びた小石や岩が点在します。画像をよく見ると、小石の風下に細い砂の筋(“砂の尾”)が伸びており、いまの地形を動かしている主な力は風だとわかります。

また、画像の左手前にはPerseveranceの後輪、下には本体の影も写っています。

ひとことコメント

かつて液体の水が豊富だったとされる火星。ここはいったいどんな景色だったのでしょうか。

火星探査車Perseveranceとは

Perseveranceは、NASAが2020年に火星に送った探査車で、火星の地質や気候の調査、古代生命の痕跡の探索、将来の有人火星探査に向けた技術実証を目的としています。

火星探査車Perseveranceに搭載されている観測装置の位置を示した図。Mastcam-ZとSuperCamはどちらもPerseveranceのマスト、通称“ヘッド(頭)”と呼ばれる部分に搭載されている(Credit: NASA/JPL-Caltech)
【▲ 火星探査車Perseveranceに搭載されている観測装置の位置を示した図。Mastcam-ZとSuperCamはどちらもPerseveranceのマスト、通称“ヘッド(頭)”と呼ばれる部分に搭載されている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

 

編集/sorae編集部

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