【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)


こちらは、棒渦巻銀河「NGC 3507」。

しし座(獅子座)の方向、約4600万光年先にある銀河です。

渦巻銀河や棒渦巻銀河の特徴である2本の渦巻腕(渦状腕)が、中心の棒状構造の両端から渦巻きながら伸びている姿が印象的です。

ちなみに、中心の右下で輝いているのは、約436光年先にある天の川銀河の恒星です。

Source

 

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」で取得したデータを使って作成されたもので、ESA=ヨーロッパ宇宙機関が2025年5月26日付で公開しました。

ハッブル宇宙望遠鏡による最近のNGC 3507の観測は、宇宙のあらゆる時代で銀河の成長と進化を促進する重要なプロセスであるガスの流れ・星の誕生(星形成)・フィードバックのサイクルを解明するために、近隣の55の銀河を観測する調査の一環として実施されました。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

関連記事

元記事を読む



LG