【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2022年1月15日の記事内で紹介した『太陽コロナの内側から見た景色』の画像です。撮影したのは、NASAの太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」です。
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ジョンズ・ホプキンス大学の応用物理学研究所(APL)が公開した「パーカー・ソーラー・プローブが連続撮影した画像」をもとに作成した以下の動画では、左から右へと流れるような幾つもの明るい構造が捉えられています。
これらは「ストリーマー(流線)」と呼ばれる太陽コロナの構造で、皆既日食時には地球からも見ることができますが、コロナの内部に到達したパーカー・ソーラー・プローブはその近くを通過しながら撮影したことになります。
なお、パーカー・ソーラー・プローブは2021年4月に実施された第8回フライバイでアルヴェーン臨界面を超え、太陽表面から約1040万kmまで接近し、人類史上初めて太陽コロナに到達した探査機となりました。
※…文中のYoutube動画は、太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブが2021年8月の第9回フライバイ時に撮影した太陽コロナのストリーマー(流線)です。
編集/sorae編集部