【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


Source
  • Image Credit: NASA, ESA, Joseph Olmsted (STScI)
  • sorae - 融合間近の銀河核 ハッブルが観測した約106億年前の二重クエーサー

 

こちらは、soraeが2023年4月11日の記事内で紹介した『二重クエーサー「J0749+2255」が存在する合体銀河の想像図』です。

クエーサーとは、銀河中心の狭い領域から強い電磁波を放射する活動銀河核のなかでも、特に明るいタイプを指します。この画像のJ0749+2255のような二重クエーサーは、合体しつつある2つの銀河の中心核がそれぞれクエーサーとして輝くことで、一対のクエーサーとして見えていると考えられています。

STScIによれば、宇宙の誕生から30億年ほどしか経っていない頃の二重クエーサーが見つかるのはめずらしいことだといいます。J0749+2255をはじめとした古い時代の二重クエーサーの観測は、今から100億年ほど前に激しい星形成活動が起きた「宇宙の正午(cosmic noon)」とも呼ばれる時代の銀河の進化に関する手掛かりになると期待されています。

(元記事より引用)

 

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