オーロラといえばカナダやアラスカ、スウェーデンなど高緯度で観測される美しい天文現象ですが、視点を変えて宇宙からオーロラを観測すると、こんなにも幻想的な光景になるんです。まるで光の帯が地球にかぶさっているみたい…生きているうちに一度は見てみたいものです。
この画像を撮影したのは、現在国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているアメリカ出身のスコット・ケリー宇宙飛行士。同氏はコメントで「オーロラのダンス(The dance of #aurora.)」と、洒落たコメントを残しています。こんなオーロラを肉眼で見ることができたら、一生忘れることはないでしょう。
また、イギリス出身のティモシー・ピーク宇宙飛行士も別のオーロラの写真をflickerに投稿しています。こちらもスコット・ケリー宇宙飛行士のものに負けず劣らず、美しい写真です。地球の上をまるでオーロラが包み込んでいるみたいですね。
スコット・ケリー宇宙飛行士は今年の3月にミッションを終え、地球に帰還します。一方ティモシー・ピーク宇宙飛行士は第47期のISSクルーに合流し、滞在を続ける予定です。撮影機材の発達とともにSNSサービスが広がった現代だからこそ、ますますこのような美しい天体写真を見る機会が増えそうですね!
Image Credit: Twitter(Scott Kelly)
■flicker(Tim Peake)
https://www.flickr.com/photos/timpeake/23879117183/
■Twitter(Scott Kelly)
https://twitter.com/StationCDRKelly/status/689849065597579265/photo/1