スターリンク衛星打ち上げ成功(Starlink Group 12-1)Direct to Cell対応
【▲「Direct to Cell」機能を備えた第2世代スターリンク衛星「Starlink V2 Mini」(Credit: SpaceX)】

スペースXは日本時間2024年11月25日に、ファルコン9ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 12-1)

  • ロケット:ファルコン9 ブロック5
  • 打ち上げ日時:日本時間 2024年11月25日19時2分【成功】
  • 発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
  • ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)23機 ※うち12機はDirect to Cell機能を搭載

今回打ち上げられたファルコン9の第1段ブースターは、14回目の使用となります。これまで、スターリンク衛星の打ち上げミッションに7回、さらにEuclid、Ax-2、Ax-3、NG-21、SES 24、CRS-30の打ち上げミッションにも使用されました。

「Direct to Cell」機能を備えた第2世代スターリンク衛星「Starlink V2 Mini」
【▲「Direct to Cell」機能を備えた第2世代スターリンク衛星「Starlink V2 Mini」(Credit: SpaceX)】

スターリンク(Starlink)、Direct to Cellとは

スターリンクとは、地球低軌道へ投入された「スターリンク衛星」による衛星コンステレーション(多数の衛星で構築されたネットワーク)によって実現した高速・低遅延の衛星インターネット接続サービスです。スペースXは将来的に衛星の数を最大4万2000機まで増やすことを計画しています。

Direct to Cellとは、地上からスターリンクの回線と直接通信可能なサービスで、特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされています。

関連リンク

 

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX - STARLINK MISSION

文/sorae編集部 速報班