ULA、弾道ミサイルを探知するアメリカ宇宙軍の早期警戒衛星を打ち上げ
【▲「SBIRS GEO-6」の想像図(Credit: ロッキード・マーティン)】
【▲「SBIRS GEO-6」の想像図(Credit: ロッキード・マーティン)】
【▲「SBIRS GEO-6」の想像図(Credit: ロッキード・マーティン)】

ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は日本時間2022年8月4日に、「アトラスV」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたアメリカ宇宙軍の早期警戒衛星は無事に軌道へ投入されたことが、ULAのSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■アトラス V 421(SBIRS GEO-6) 

打ち上げ日時:日本時間2022年8月4日19時29分【成功】
発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:SBIRS GEO-6(Space Based Infrared System Geosynchronous Earth Orbit 6)

「SBIRS GEO」は、宇宙から弾道ミサイルの発射を探知するアメリカ宇宙軍の早期警戒衛星で、これまでに5機が打ち上げられています。当初の計画では全8機の打ち上げが予定されていましたが、7機目と8機目はキャンセルされたため、今回の6機目でSBIRS GEOの打ち上げミッションは完了となります。

なお、「SBIRS GEO-5」「SBIRS GEO-6」にはロッキード・マーティンの衛星バス「LM 2100 Combat Bus」が用いられています。

 

Source

  • Image Credit: ULA
  • LOCKHEED MARTIN - Early Missile Warning
  • ULA - ATLAS V TO LAUNCH SBIRS GEO 6

文/sorae編集部 速報班