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こちらは、ISS=国際宇宙ステーションに2025年12月1日付で結合されている有人宇宙船と無人補給船の配置を示した図。

数えてみると、宇宙船と補給船が4機ずつ、合計8機も訪れているのがわかります。

この状況、実はとても貴重なのです。

ISS=国際宇宙ステーションに2025年12月1日時点で結合されている有人宇宙船・無人補給船の配置図(Credit: NASA)
【▲ ISS=国際宇宙ステーションに2025年12月1日時点で結合されている有人宇宙船・無人補給船の配置図(Credit: NASA)】

利用中のポート8箇所すべてに結合はISS史上初

NASA=アメリカ航空宇宙局によると、現在ISSで宇宙船・補給船の結合に利用されているポート8箇所がすべて使用されるのは、ISSの歴史上初めてです。

画像左側、ISSの前方下部には、金色に輝く日本の新型宇宙ステーション補給機1号機「HTV-X1」の姿が。

その隣にはアメリカ企業SpaceX(スペースX)の「Crew Dragon(クルードラゴン)」宇宙船や、「Cargo Dragon(カーゴドラゴン)」補給船が結合中です。

HTV-X1の右に目を向けると、アメリカ企業Northrop Grumman(ノースロップ・グラマン)の「Cygnus(シグナス)」補給船運用23号機があります。

Cygnus補給船はロシアの「Soyuz(ソユーズ)MS-28」宇宙船の到着に合わせて結合を一時解除し、ロボットアーム「Canadarm2(カナダアーム2)」に把持された状態で数日を過ごしていましたが、到着後に再結合されました。

ISS=国際宇宙ステーションの前方下部に結合されている新型宇宙ステーション補給機1号機「HTV-X1」と、ロボットアームに把持された「Cygnus(シグナス)」補給船運用23号機。2025年11月25日撮影(Credit: NASA)
【▲ ISS=国際宇宙ステーションの前方下部に結合されている新型宇宙ステーション補給機1号機「HTV-X1」と、ロボットアームに把持された「Cygnus(シグナス)」補給船運用23号機。2025年11月25日撮影(Credit: NASA)】
ISS=国際宇宙ステーションにドッキングのため接近する宇宙船「Soyuz MS-28」(Credit: NASA)
【▲ ISS=国際宇宙ステーションにドッキングのため接近する宇宙船「Soyuz MS-28」(Credit: NASA)】

そして、Cygnus補給船のさらに向こう側のロシア区画には、2機ずつの「Soyuz(ソユーズ)」宇宙船と「Progress(プログレス)」補給船が結合されているのが見えます。

現在、ISSにはJAXA=宇宙航空研究開発機構の油井亀美也宇宙飛行士をはじめ、10名のクルーが滞在しています。

このうち、ロシアの「Soyuz MS-27」宇宙船で到着して2025年4月から滞在している、ロシアのSergey Ryzhikov宇宙飛行士とAlexey Zubritsk宇宙飛行士、アメリカのJonny Kim宇宙飛行士は、アメリカの現地時間で2025年12月8日にISSを離れて地球へ帰還する予定です。

複数国の宇宙機関が協力して作り上げた巨大な宇宙ステーションであるISSならではとも言える今回の8機同時結合は、あと1週間ほどで見納めとなります。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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参考文献・出典