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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)

こちらは、ESA/Hubbleが2018年1月1日に公開した、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「UGC 6093」の画像です。

ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「UGC 6093」(Credit: ESA/Hubble & NASA)
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「UGC 6093」(Credit: ESA/Hubble & NASA)】

UGC 6093は、しし座の方向約5億光年先に位置する銀河で、銀河の中心を横切るような棒状構造を持つ「棒渦巻銀河」に分類されています。地球からは銀河の円盤をほぼ正面に近い角度で見る位置関係にあるため、中心部の棒状構造や、そこから外側へ広がる渦巻腕の様子がよくわかります。

UGC 6093の中心には、強い電磁波を放射する「活動銀河核(AGN)」が存在します。活動銀河核のエネルギー源は、銀河中心にある超大質量ブラックホールだと考えられています。周囲のガスや塵がブラックホールへ落ち込む過程で高温になり、さまざまな波長の電磁波を放射することで、銀河中心部が明るく輝いて見えます。

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さらにUGC 6093は、マイクロ波の波長で強い放射を示す「メガメーザー」としても知られています。メーザーはマイクロ波で起きるレーザーのような現象で、UGC 6093のようなメガメーザーは、天の川銀河内で見られるメーザーよりも約1億倍明るい場合があるとされています。

スター・ウォーズの「TIEファイター」に似てる?

なお、NASAのハッブル宇宙望遠鏡公式SNSアカウントは、2023年5月4日の「スター・ウォーズの日」にこの画像を取り上げ、UGC 6093の中心部から渦巻腕の根元にかけた形が、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する帝国軍の戦闘機「TIEファイター」に似ているとして紹介しています。

TIEファイターの特徴的なシルエットを思わせるUGC 6093は、5月4日の「スター・ウォーズの日」にぴったりな宇宙画像ですね。

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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