
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
漆黒の宇宙にぶちまけられた、無数の宝石のような星々。ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたこの画像は、私たちが住む天の川銀河の中心部に近い「銀河バルジ」にある、星々が密集する領域です。
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画面を埋め尽くす光点のほとんどは、太陽のように自ら輝く恒星です。青白く若々しい光から、オレンジ色(赤みを帯びた)輝きまで。この星々のタペストリーは、まるで銀河という巨大な生命体の「鼓動」を視覚化しているかのようです。
この領域は、系外惑星探査プロジェクト「SWEEPS(Sagittarius Window Eclipsing Extrasolar Planet Search)」の観測対象としても撮影されました。天文学者たちは、ここにひしめく約18万個もの恒星を約7日間にわたって連続観測し、惑星が主星の前を横切る際に生じる、ごくわずかな明るさの変化(トランジット法)を探しました。
その結果、16個もの系外惑星候補が報告されています。もちろん、ここに写る光点のどの恒星にも惑星があるとは限りませんし、候補の“正体”もさらに検証が必要です。それでも、この密集した星々のどこかで、私たちの知らない惑星系が存在する可能性はあります。見つけ出されていないだけで、地球のような惑星が紛れているのかもしれません。
そして近い将来、この「星の密集地帯」がさらに大規模な探査の舞台になる予定です。例えば、NASAの次期宇宙望遠鏡「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」では、銀河中心方向を広い視野で繰り返し観測し、トランジット法だけでも10万個以上の系外惑星を検出できる可能性があると予測されています。さらに、マイクロレンズ法では、冷たい(外側を回る)惑星を中心に1000個規模の発見が見込まれ、恒星に束縛されない「自由浮遊惑星」の手がかりも得られると期待されています。
今回紹介した画像は、ハッブルの掃天観測用高性能カメラ(ACS)で取得したデータをもとに作成され、2015年11月5日付で公開されたものです。
編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- sorae - どう見えた? これ全部ひしめき合う星々です
- NASA - Hubble Uncovers Fading Cinders of Some of Our Galaxy’s Earliest Homesteaders






















