
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらはNASAの木星探査機「ジュノー」が2019年11月3日に撮影した、木星の南半球を捉えた画像です。

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23回目の木星近接通過(PJ23: Perijove 23)を終えて木星から遠ざかる途中、ジュノーが振り返るように捉えた一枚です。画像左側が夜の領域が広がっていて、昼と夜の明暗境界線(ターミネーター)がはっきりと確認できます。
南極付近には複数の巨大なサイクロンが渦巻いており、その周囲にはフィラメント状の模様が折り重なる乱流域「フォールデッド・フィラメンタリー・リージョン(Folded Filamentary Region:FFR)」が見られます。木星の雲は緯度によって異なる色や模様を見せますが、これは大気の化学組成や高度の違いによるものです。明るい白っぽい雲は高高度にあるアンモニアの氷の雲、暗い色の領域はより深い層が見えていると考えられています。
ジュノーが撮影した木星の画像は、強調カラーや疑似カラーで処理されたものが多く見られます。これは、肉眼では捉えにくい雲の微細な構造や嵐の動きを浮かび上がらせるため。ジュノー搭載の可視光カメラ「JunoCam」のRAWデータ(生データ)は一般公開されており、世界中の市民科学者たちが独自の画像処理に取り組んでいます。
編集/sorae編集部
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