【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:JPLraw - YouTube)

こちらは、NASAのジェット推進研究所(JPL)のYouTubeチャンネル「JPLraw」が2024年4月18日に公開した、木星の衛星イオにある「スティープル山(Steeple Mountain)」を描いた再現映像です。

Source
  • Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
  • JPLraw - Io’s ‘Steeple Mountain’ (Artist’s Concept)

 

NASAによると、この映像は木星探査機「ジュノー(Juno)」に搭載された可視光カメラ「JunoCam」が、2023年12月30日と2024年2月3日の接近通過(フライバイ)の際に取得した画像データをもとに作成されたものです。

「スティープル山」という呼称は、ジュノーのミッションチームが名付けたニックネームで、推定標高は5〜7kmとされています。平坦な平原から鋭く突き出すこの山は、噴火で堆積した溶岩ではなく、イオの地殻が横方向から圧縮されて押し上げられた岩塊と考えられています。

 

編集/sorae編集部

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