【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:ESA/Hubble)

こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡が観測した棒渦巻銀河「IC 758」です。

おおいぬ座の方向、約6000万光年先にあります。

中心部分の明るい棒状構造や、幅の広い渦巻腕(渦状腕)が淡く穏やかに広がる様子が印象的な美しい銀河です。

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IC 758では1999年3月に超新星「SN 1999bg」が検出されています。ハッブル宇宙望遠鏡によるIC 758の観測は、銀河における超新星爆発などの影響を調べる研究の一環として行われました。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の「掃天観測陽高性能カメラ(ACS)」で取得したデータを使って作成されたもので、ESA=ヨーロッパ宇宙機関が2025年6月9日付で公開しています。

 

文/ソラノサキ 編集/sorae編集部

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