
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

【▲ 火星探査機「バイキング1号」のオービター(軌道船)が撮影した「ハッピーフェイス・クレーター」(Credit: MSSS/NASA/JPL)】
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
まるで「ニコちゃんマーク」のような笑顔が火星にもあります。
この笑顔の正体は、火星の南半球にあるアルギレ平原東端に位置する直径約230kmの「ガレ・クレーター(Galle Crater)」です。
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この画像は、1999年3月にNASAの火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)」が撮影しました。
クレーター内部の山などの地形が笑顔を描いているように見えることから、「ハッピーフェイス・クレーター(Happy Face Crater)」とも呼ばれています。
実は、このクレーターが最初に話題になったのは約50年前の1976年。当時、火星探査機「バイキング1号」のオービター(軌道船)が撮影した画像がきっかけでした。

ところで、火星で確認された顔のように見えた地形といえば「火星の人面岩(人面像)」がとても有名ですが、今回紹介したハッピーフェイス・クレーターはご存じでしたでしょうか?
編集/sorae編集部