【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号」は、日本時間1977年8月20日23時29分、米国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地(当時)第41発射施設から「タイタンIIIE」ロケットによって打ち上げられました。2024年8月20日は、12年に渡る木星・土星・天王星・海王星のフライバイ探査、通称「グランドツアー」に向けてボイジャー2号が旅立ってから47周年となります。
Source
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech
- sorae - 惑星探査機「ボイジャー2号」打ち上げから45年、今も続く探査ミッション
アポロ計画のもとで有人月面探査に向けた準備が着々と進められていた1960年代半ば。NASA・ジェット推進研究所(JPL)の研究者たちは、当時の木星以遠の惑星(冥王星も含む)が稀な配置になっていることに気が付きました。木星の重力を利用して探査機の軌道を変更することで、土星~冥王星へと効率的に探査機を送り込める時期が1970年代後半に訪れることがわかったのです。
この計算結果が原動力となって、後に「ボイジャー」と名付けられる惑星探査機の計画(Mariner Jupiter/Saturn 1977)がスタート。1977年8月20日のボイジャー2号に続き、同年9月5日には同型機の「ボイジャー1号」が打ち上げられました。
この続きは、soraeの過去記事『惑星探査機「ボイジャー2号」打ち上げから45年、今も続く探査ミッション』をご覧ください。
文/sorae編集部