【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

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  • Image Credit: Ricardo Ramirez, University of Chile
  • sorae - 摂氏1700度以上! 超高温に加熱された海王星サイズの系外惑星を発見

 

こちらは、soraeが2020年9月28日の記事内で紹介した『系外惑星「LTT 9779 b」の想像図』です。

チリ大学のJames Jenkins氏らの研究グループは、南天の「ちょうこくしつ座」の方向およそ260光年先にある太陽系外惑星「LTT 9779 b」を発見したとする研究成果を発表しました。

LTT 9779 bは太陽よりも一回り小さな恒星「LTT 9779」のすぐ近く(軌道長半径は約0.017天文単位)をわずか19時間ほどの周期で公転していて、表面温度は摂氏1700度を上回っていると予測されています。発表では「極高温の海王星」や「ultrahot Neptune」(ウルトラホットネプチューン)などと表現されており、超高温に加熱された海王星サイズの系外惑星の大気の性質を調べる上で格好の観測対象になると考えられています。

LTT 9779 bの直径と質量はそれぞれ地球の約4.7倍と約29倍で、海王星(直径と質量は地球の約3.9倍と約17倍)よりもやや大きな系外惑星とされています。また、地球2~3個分の質量に相当する水素を主成分とした大気を持つとみられています。

(元記事より引用)

 

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