【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: NASA, JPL-Caltech, Cornell University & Arizona State University– E. W. Knutsen
- sorae - 火星の夜は緑色? 火星の夜側で初めて可視光線領域の「大気光」の観測に成功
こちらは、soraeが2023年12月2日の記事内で紹介した『火星の大気光を地上から見た時の想像図』です。
大気分子が発光する「大気光」は、大気を持つ様々な惑星で観測されています。その中でもこれまで観測されていなかったものの1つとして、火星の夜側での可視光線領域の大気光があります。
リエージュ大学のJ.-C. Gérard氏などの研究チームは、ESA(欧州宇宙機関)とロスコスモスの火星探査機「TGO(トレース・ガス・オービター)」の観測データから、夜側では初めて可視光線領域の大気光を観測することに成功しました。大気光は酸素原子(原子状酸素)が酸素分子(O2)へと結合することによって放たれる緑色の光であり、場所によっては夜間に視認可能なほど明るいことが分かりました。
(元記事より引用)