【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

Source
  • Image Credit: NASA, ESA, STScI, A. Simon (NASA-GSFC), M. H. Wong (UC Berkeley), J. DePasquale (STScI)
  • sorae - ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天王星の最新画像

 

こちらは、soraeが2023年4月3日の記事内で紹介した『ハッブル宇宙望遠鏡が2022年11月に撮影した「天王星」』です。

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ハッブルが撮影したこの天王星画像は、左側の淡い水色と右側は白い帽子のような雲に覆われているのが特徴です。ハッブル宇宙望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)によると、この白い部分は都市上空のスモッグのように光化学的に生成された高高度のヘイズ(もや)とのことです。

太陽から遠く離れている天王星は、太陽を1周するのに約84年かかります。そんな天王星の自転軸は公転軌道に対して約98度傾いているので、天王星の北半球と南半球では太陽に照らされる期間と照らされない期間がそれぞれ42年間も続くことになります。

天王星は2007年に春分を迎えました。それから16年が経った現在の北半球の季節は夏で、2028年には夏至を迎えます。北極周辺を覆う極冠のようなヘイズは年々その明るさを増しているようです。

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