
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS
- sorae - 火星探査車が予期せぬ地形に遭遇。その名も「ワニの背中」
こちらは、soraeが2022年4月11日の記事内で紹介した『火星のアイオリス山麓の「ゲーターバック」』です。この画像は、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が2022年3月15日に撮影したものです。
キュリオシティは火星のゲール・クレーター中央にそびえるアイオリス山(シャープ山、高さ約5500m)を登りながら探査活動を行っています。その際に遭遇したのが、グリーンヒュー・ペディメントと呼ばれる傾斜地にあるこの地形です。
冒頭の画像を良く見ると、傾斜地の表面が長年の風食作用によって鋭く磨き上げられた風稜石(ventifact)に覆われていることがわかります。この鱗のような外観から、キュリオシティの運用チームはこの地形を「ゲーターバック(ワニの背中)」と呼んでいるそうです。
元記事では、ゲーターバックがキュリオシティにとって予期せぬ地形だったことを解説しています。