【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2020年7月10日の記事内で紹介した『惑星状星雲「Sharpless 2-274(Sh2-274)」』の一部を捉えた画像です。ヨーロッパ南天天文台(ESO)の「超大型望遠鏡(VLT)」によって撮影され、ESOが2015年5月20日に公開しています。
「ふたご座」の方向およそ1500光年先にある「Sh2-274」は、1955年に天文学者のGeorge Abell(ジョージ・エイベル)氏によって発見されました。
Sh2-274は半円形の弧を描くようにガスが広がっており、内側のフィラメント状のガスが「髪の毛のうねり」のように見えることから、ギリシャ神話に登場する怪物の頭を連想させるとして「メデューサ星雲」の別名で呼ばれることがあります。