現在無人探査機のニュー・ホライゾンズは冥王星の観測を終え、地球に向かってさまざまな観測データを送信しています。その中から、NASAは「冥王星に凍った池が過去に存在した」ことを示すと思われる画像を公開しています。上が公開された画像ですが、確かに池だと言われれば池っぽいですね。
今回、冥王星のSputnik Planumという地点で撮影された「池の痕跡」には、現在はもちろん液体は存在していません。池の大きさは130メートルほど。そして、過去にはこの池には液体窒素が存在していたものと思われます。
NASAによれば、数百万年前〜数十億年前には凍った冥王星の表面に液体が存在していました。昔は冥王星の表面は温度が高く、また気圧も高かったことにより液体が存在していたものと推測されます。
今回の画像はニュー・ホライズンズが昨年の7月にLORRI(モノクロ望遠カメラ)で撮影しました。ニュー・ホライズンズはその他にも、冥王星に過去に流れる液体が存在したと思われる証拠も発見しています。
Image Credit: NASA
■NASA finds signs of an old frozen lake on Pluto
http://www.slashgear.com/nasa-finds-signs-of-an-old-frozen-lake-on-pluto-28433752/
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