-PR-

-PR-

160216nsun
太陽のコロナを1年間捉え続けた映像が公開
 
太陽の表面から飛び出す、超高温の「コロナ」。太陽の表面温度が約6,000℃なのにたいし、コロナの温度は約100万℃にも達します。プラズマとして放出された自由電子の拡散光がこのような現象を引き起こすとされていますが、そこまで高温になる理由などはまだわかっていません。
 
今回の映像は、NASAが打ち上げた太陽観測衛星の「SDO(ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー )」が2015年1月から2016年1月までかけてとらえたタイムラスプ映像です。SDOは2010年に打ち上げられ、太陽磁場や太陽風など太陽に関するさまざまな観測を行なっています。
 
https://www.youtube.com/watch?v=8MImmQvqCSg
 
SDOに搭載されたAtmospheric Imaging Assembly (AIA)装置は12秒毎に10分解した波長で、太陽の撮影を行なっています。今回の画像は171オングストロームの波長でとらえた、超紫外線の映像。60万ケルビンに達する太陽コロナの活動を撮影しています。
 
なお、公開された動画は4k解像度で視聴可能です。ぜひパソコンのフルスクリーン画面で太陽コロナの迫力ある映像を御覧ください。それにしても以前公開された太陽の磁場モデルでもそうですが、太陽とは知れば知るほど、そして見れば見るほど私たちを圧倒する存在ですね。
 
Image Credit: NASA
■SDO: Year 6 Ultra-HD
[https://www.youtube.com/watch?v=8MImmQvqCSg]

-ads-

-ads-