スペースシップツー、ロケットを装備しての初の滑空試験を実施

SPACESHIPTWO COMPLETES FIRST GLIDE IN POWERED FLIGHT CONFIGURATION
Image credit: Virgin Galactic
 ヴァージン・ギャラクティック社は19日、スペースシップツーにロケットエンジンを搭載し、初の滑空試験を実施したと発表した。
 スペースシップツーは現在ザ・スペースシップ・カンパニーによって開発が行われ、ヴァージン・ギャラクティック社によって運用される予定のサブオービタル宇宙船だ。サブオービタル宇宙船とは、スペースシャトルやソユーズ宇宙船などとは異なり地球を回る軌道には乗らないものの、一般的に宇宙とされている高度100kmを飛行する宇宙船の事で、宇宙にいられる時間は数分ではあるが、青い地球や黒い空を眺める事はでき、また自由落下時に船内は無重量状態になる。現在いくつかの会社によってサブオービタル宇宙船の開発が行われており、その中でもスペースシップツーはもっとも実現に近い機体である。
 スペースシップツーは2010年から滑空試験を開始し、今年8月までに22回の試験を重ねた後、同機にロケットエンジンや熱防護システムを搭載・装着する作業が開始された。これはつまり実際の宇宙飛行に向けた機体造りに他ならない。そして12月19日、本番にきわめて近い構成でのスペースシップツーによる滑空試験がついに実施された。
 今回の飛行に関してヴァージン・ギャラクティック社は「すべての目的を達成した」と発表し、成功裏に終わった事をうかがわせた。実用化に向けた次のステップはロケットエンジンに火を入れて飛行する事だが、ヴァージン・ギャラクティック社によれば、動力飛行の実施にはあと最低でも2回の滑空試験が必要としている。
■News – SPACESHIPTWO COMPLETES FIRST GLIDE IN POWERED FLIGHT CONFIGURATION | Virgin Galactic
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