ロシア、第4世代GLONASS「K2」の初打ち上げに成功

ロシアは日本時間2023年8月7日、「ソユーズ2.1b」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「GLONASS-K2」は予定されていた軌道へ無事投入されたことを、ロスコスモスやロシアの宇宙ニュースメディアが伝えています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ソユーズ2.1b(GLONASS-K2 No.13)

ロケット:ソユーズ2.1b フレガートM
打ち上げ日時:日本時間2023年8月7日22時20分【成功】
発射場:プレセツク宇宙基地(ロシア)
ペイロード:GLONASS-K2 No.13(Kosmos 2569)

GLONASS(グロナス)はロシアの衛星測位システム(※)です。第4世代となるGLONASS-K2は今回が初打ち上げとなります。なお、GLONASS-K2は2030年までに最大15機を打ち上げられる予定であることを、ロシアの宇宙メディア「RussianSpaceWeb.com」が報じています。

※グローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)は、アメリカの「GPS」、欧州の「Galileo」、中国の「北斗(BeiDou)」、日本の「みちびき」など、各国が打ち上げています。

■打ち上げ関連リンク

 

Source

  • Image Credit: ロシア国防省, Roscosmos
  • RussianSpaceWeb.com - Russia launches newly redesigned navigation satellite
  • Roscosmos(Telegram)

文/sorae編集部 速報班