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株式会社QPS研究所は2026年11月6日、小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR19号機」(愛称「ヤマツミ-II」)の打ち上げ日時を発表しました。

小型SAR衛星QPS-SAR19号機「ヤマツミ-II」のCGイメージとミッションマーク(Credit: QPS研究所)
【▲ 小型SAR衛星QPS-SAR19号機「ヤマツミ-II」のCGイメージとミッションマーク(Credit: QPS研究所)】

打ち上げには、アメリカのRocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットが使われます。打ち上げウィンドウは日本時間2026年11月14日(土)午後2時30分以降で、打ち上げ場所はニュージーランド・マヒア半島にあるRocket Labの発射場「Launch Complex 1」。衛星は高度約575kmの中傾斜軌道に投入される予定です。天候などの影響で日時が変わる可能性もあり、最新情報はQPS研究所の公式サイトや公式SNSで告知されます。

今回のミッションは「The Mountain God Rises(山の神が昇る)」と名付けられており、Electronロケットの100回目の打ち上げとなる予定です。Rocket Labによると、実現すれば商業用の小型軌道投入ロケットとして世界で初めて通算100回の打ち上げを達成するとしています。

「The Mountain God Rises」のミッションパッチ(左)と、QPS-SAR19号機「ヤマツミ-II」のミッションマーク(右)。どちらも富士山が描かれている(Credit: QPS研究所/Rocket Lab)
【▲ 「The Mountain God Rises」のミッションパッチ(左)と、QPS-SAR19号機「ヤマツミ-II」のミッションマーク(右)。どちらも富士山が描かれている(Credit: QPS研究所/Rocket Lab)】

ヤマツミ-IIは、2025年6月に打ち上げられた11号機「ヤマツミ-I」と同じ軌道面に投入される予定で、この軌道面では2機目の衛星となります。QPS研究所は、2028年5月末までに24機体制とし、2030年にはさらに機数を増やした大規模な衛星コンステレーションで、地球上の任意の地点を平均10分間隔で観測することを目指しています。

なお、日本時間11月3日には、20号機「ワダツミ-II」がElectronの99回目の打ち上げで軌道に投入され、初交信にも成功しています。ヤマツミ-IIが予定通り打ち上げられれば、2週間足らずの間隔で2機を打ち上げることになり、衛星コンステレーションの拡充が続きます。

 

文・編集/sorae編集部

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参考文献・出典