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スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)社は10月7日、垂直離着陸ロケット実験機グラスホッパーの飛行試験を実施、これまででもっとも高い高度744mまで上昇した。

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グラスホッパーは将来の再使用ロケットの実現に向けて、ファルコン9ロケットを基に開発され、実験が続けられているロケットで、昔のSFに出てくるロケットのように、垂直に離昇して、垂直に着陸することができる。スペースX社はロケットを飛行機のように、同じ機体を繰り返し使用することを狙っており、グラスホッパーを使い必要な技術の研究が続けられている。

同機の飛行試験は今回で8回目となり、これまで大きな失敗はなく、順調に実績を積み重ねている。

スペースX社ではグラスホッパーの飛行試験と平行して、ファルコン9ロケットの第1段の回収、再使用の実施も試みている。これにより、打ち上げ後のロケットを地表まで戻す技術と、安全に決まった場所へ着陸させる技術とを開発できる。第1段の回収実験は先日のファルコン9 v1.1の打ち上げで初めて試みられたが、ロケットエンジンの再点火には成功したものの途中で停止してしまい、第1段はバラバラになって太平洋に落下したとされる。

 

■Grasshopper 744m Test | Single Camera (Hexacopter) - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9ZDkItO-0a4

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