
株式会社QPS研究所は2025年12月20日、小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR 15号機」(愛称:スクナミ-I)を、米国企業Rocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げる予定だと発表しました。

打ち上げ予定日および時間帯は日本時間2025年12月21日(日)15時38分以降で、発射場はニュージーランド・マヒア半島のRocket Lab Launch Complex 1、投入予定軌道は高度575kmの中傾斜軌道としています。天候などにより順延する可能性もあるとしています。
同社によると、今回の打ち上げは、2025年2月と10月に公表した「衛星11機分」の打ち上げ契約のうち第6回目にあたります。また、Rocket Labによる同社衛星の打ち上げとしては通算7回目としています。衛星番号は打ち上げ契約を締結した順に付与されるため、15号機の打ち上げが13号機より先行する形になったと説明しています。
Electronでは打ち上げごとにミッションネームが設定されており、今回はQPS-SAR15号機の愛称「スクナミ-I」にちなんで「The Wisdom God Guides(智慧の神が導く)」と名付けられました。ミッションパッチには、スクナミにちなんだ書物と、打ち上げ時期であるホリデーシーズンをイメージしたカラーリングが施されています。
「QPS-SAR」は電波を用いるため雲などの影響を受けにくく、昼夜を問わず地表を観測できる点が特徴です。QPS研究所は、12の軌道に各3機、合計36機のコンステレーション構築を目指しており、平均10分間隔の準リアルタイム観測データ提供を掲げています。
なおRocket Labは、打ち上げ当日に公式サイトのライブ配信ページで中継すると案内しています。

編集/sorae編集部
関連記事
- QPS研究所の小型SAR衛星14号機「クシナダ-I」初画像公開 国内外5か所を観測
- QPS研究所の小型SAR衛星「クシナダ-I」初画像公開 日米3か所を観測
- QPS研究所が小型SAR衛星「クシナダ-I」の収納型アンテナの展開に成功
- QPS研究所の小型SAR衛星「ヤマツミ-I」初画像公開 長崎市と川崎市を観測























