
アメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)は、現在開発中の新型ロケット「Neutron(ニュートロン)」の初飛行を当初の予定から先送りすることを明らかにしました。
Neutronの初飛行は早くても2026年中頃か
Neutronは全高43m・フェアリング直径5mの2段式ロケットです。メタンを使用する液体燃料ロケットエンジン「Archimedes」を1段目に9基、2段目に1基搭載。1段目は再使用に対応し、着陸脚を備えます。
開閉式のフェアリングが1段目に取り付けられていて、ペイロード(搭載物)と2段目を丸ごと1段目の内部に格納するというユニークな形態を採用。打ち上げ能力は低軌道に13トン、火星や金星への遷移軌道に1.5トンとされています。
Ars Technicaに2025年11月11日付で掲載された記事によると、Rocket LabのCEOを務めるPeter Beck氏は2025年第3四半期のオンライン決算説明会にて、Neutronは最近予定されていた2025年には打ち上げられないと発表しました。
Beck氏はNeutronを初飛行で軌道に到達させたいと考えており、万全の準備が整ってから打ち上げる意向を示しています。
また、Beck氏はNeutronの新たなスケジュールとして、アメリカ・バージニア州のワロップス島にあるRocket Labの第2発射施設へ2026年第1四半期に搬入した後で、打ち上げが行われると述べたということです。
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文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- Eric Berger - Neutron rocket’s debut slips into mid-2026 as company seeks success from the start (Ars Technica)
- Rocket Lab - Neutron
- Rocket Lab (X)























