中国は現地時間6月23日、リモートセンシング衛星「遥感35号02組A」「同B」「同C」を搭載した「長征2D」ロケットの打ち上げに成功しました。打ち上げを統括した中国航天科技集団有限公司(CASC)によると、このミッションで長征ロケットは通算424回目の打ち上げを記録したということです。

【▲西昌衛星発射センターから打ち上げられる長征2Dロケット(Credit: CASC)】

【▲西昌衛星発射センターから打ち上げられる長征2Dロケット(Credit: CASC)】

3機の衛星を搭載した長征2Dロケットは、北京時間2022年6月23日10時22分に西昌衛星発射センターから打ち上げられました。CASCによると、衛星は予定されていた「太陽同期軌道」に投入され、打ち上げは成功したということです。

遥感とは中国語で「リモートセンシング」を意味します。今回打ち上げられた衛星について、CASCは「科学試験や国土資源調査、農作物の収穫予測、災害対策などの分野で用いられる」と述べています。3機のうちA・B衛星は中国空間技術研究院(CAST)によって、C衛星は上海航天技術研究院(SAST)によって開発されました。しかし、衛星に関する詳細は発表されておらず、海外の宇宙開発メディアでは軍事用の衛星とする見方もあります。


今回の打ち上げに使用された長征2Dロケットは、SASTにより開発されました。全長は41mであり、推力は約300t、高度700kmの太陽同期軌道に1.2tのペイロードを運搬する能力を持つということです。

 

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Source

  • Image credit: CASC
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  • NASASpaceflight.com - China completes second launch this week with Yaogan 35-2

文/sorae編集部