中国、宇宙環境試験衛星と地球観測衛星を相次いで打ち上げ
【▲長征2D Y64のミッションパッチ -Twitterより引用(Credit: CASC)】
【▲長征2D Y64のミッションパッチ -Twitterより引用(Credit: CASC)】
【▲長征2D Y64のミッションパッチ -Twitterより引用(Credit: CASC)】

中国は日本時間2022年6月22日と23日に、中国国営企業が開発した「快舟1A」ロケットと「長征2D」ロケットの打ち上げを実施しました。2つのロケットに搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアにて報じられています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■快舟1A

打ち上げ日時:日本時間2022年6月22日11時8分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:天行1号(Tianxing-1)

天行1号は、様々な宇宙環境を調査するための試験衛星であると中国メディアが紹介していますが、正確な情報は公開されていません。

https://twitter.com/CNSpaceflight/status/1539436650110910464

 

■長征2D(CZ2D Y64)

打ち上げ日時:日本時間2022年6月23日11時22分【成功】
発射場:西昌衛星発射センター(中国)
ペイロード:遥感35号02(Yaogan 35 Group 02)

遥感35号02は中国の地球観測衛星「遥感」シリーズの35号グループです。遥感35号は2021年11月に軌道へ投入された遥感35号と同様に、「A,B,C」の3組であることが中国航天科技集団(CASC)のWeiboにて報告されています。

https://twitter.com/CNSpaceflight/status/1539803632710737922

 

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Source

文/sorae編集部 速報班