
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
この炎が渦巻くように見える天体は、赤外線と電波の波長で観測された渦巻銀河「アンドロメダ銀河(M31、Messier 31)」を写したものです。人の目では直接捉えられない赤外線や電波を可視化するため、それぞれの波長に対応する色を割り当てた疑似カラー画像となっています。赤は水素ガス、緑は冷たい塵、青は温かい塵の分布を表しています。
Source
- Image Credit: ESA, NASA, NASA-JPL, Caltech, Christopher Clark (STScI), R. Braun (SKA Observatory), C. Nieten (MPI Radioastronomie), Matt Smith (Cardiff University)
- sorae - 4つの“ご近所”銀河の新たな画像が公開
- NASA/STScI - New Images Using Data From Retired Telescopes Reveal Hidden Features
銀河円盤の縁を彩る水素ガスの一部は、銀河間空間から流れ込んでいることが分かっています。その一部は、過去にアンドロメダ銀河と合体した別の銀河から引きはがされたものと考えられています。星間空間に広がるガスや塵の分布を詳しく調べることで、研究者たちは普段は見えない銀河の複雑な構造をより深く理解しようとしています。
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編集/sorae編集部