広告
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

今回紹介するのは、「ハートビート星(heartbeat stars)」と呼ばれる連星系の想像図です。画像の中央には、互いの重力で引き伸ばされ、少し楕円形につぶれたような2つの恒星が向かい合うように描かれています。

Source

 

ハートビート星を描いた想像図。細長い軌道を周回する2つの恒星と、外側を回る3つ目の恒星が描かれている(Credit: NASA/JPL-Caltech)
【▲ ハートビート星を描いた想像図。細長い軌道を周回する2つの恒星と、外側を回る3つ目の恒星が描かれている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

ハートビート星とは、互いに強く引き合いながら、きわめて細長い楕円軌道を周回している連星系です。2つの恒星が最も近づくタイミングになると、互いの重力で星の形がわずかに引き伸ばされ、明るさが一瞬だけ変化します。この明るさの変化を時間ごとにグラフにすると、心電図の“鼓動”のような尖った波形が現れることから、「ハートビート星」という名前が付けられています。

広告

3つ目の星に星にも注目

想像図では、ハートビート星(2つの星のペア)のほかに、左上にもう1つの恒星が小さく描かれています。これは、一部のハートビート星では、連星から少し離れた軌道を3つ目の星が公転している可能性があり、この“第3の星”の重力が、連星の軌道をこれほどまでに極端な形に歪めている原因の一つではないかと考えられています。

ハートビート星を描いた想像図。ゆがんだ2つの恒星の下に、心電図のような明るさの変化を示すグラフが描かれている
【▲ ハートビート星を描いた想像図。ゆがんだ2つの恒星の下に、心電図のような明るさの変化を示すグラフが描かれている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

 

編集/sorae編集部

関連記事

元記事を読む