【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)


こちらは、1972年4月21日にアメリカ航空宇宙局(NASA)のジョン・ヤング(John Young)宇宙飛行士が、アポロ16号のミッション中に月面に設置した「紫外線カメラ・分光計(Far Ultraviolet Camera/Spectrograph)」を用いて撮影した「遠紫外線で捉えた地球」の画像です。主に水素の発光線のデータをもとに、地球の外気圏における水素やヘリウムをわかりやすく着色した疑似カラー画像となっています。

Source
  • Image Credit: NASA
  • NASA - Earth in Far-Ultraviolet

 

ジョン・ヤング宇宙飛行士らは、この装置を用いて合計100枚ほどの撮影に成功し、そのデータは地球の外気圏や宇宙環境の研究に多大な貢献をしました。なお、この装置の運用期間は1972年4月21日から23日までの3日間で、地球へは持ち帰られず月面にそのまま残されています。

関連記事

 

編集/sorae編集部

元記事を読む