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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

今回紹介する画像は、火星探査車キュリオシティが2021年3月19日に撮影した「火星の曇り空」です。キュリオシティが探査を続ける「ゲール・クレーター」内に位置する崖状の露頭「モン・メルクー(Mont Mercou)」の上空をとらえたもので、日没直後の薄明の空に雲がたなびく光景は、火星にも身近な“空の表情”があることを静かに物語ります。

Source

 

火星では、季節変化や温度差などにより薄い雲が発生します。おおむね低〜中高度では水氷の雲が、非常に冷たい高高度では二酸化炭素氷の雲が形成され、夕暮れ後には氷晶が残照を散乱して淡く光る“夜光雲”として見えることがあります。

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2021年3月31日にキュリオシティによって日没直後に撮影された火星の夜光雲の画像(Credit: NASA/JPL-Caltech)
【▲ 2021年3月31日にキュリオシティによって日没直後に撮影された火星の夜光雲の画像(Credit: NASA/JPL-Caltech)】

冒頭の画像は、キュリオシティのマストカム(Mastcam)で撮影した21枚の画像をつなぎ合わせたもので、曇り空や岩石は人の目に近い見え方に色補正が施されています。

火星探査車キュリオシティが撮影したモン・メルクーのパノラマ画像を合成した立体画像
【▲ 火星探査車キュリオシティが撮影したモン・メルクーのパノラマ画像を合成した立体画像(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS)】

火星の風景の撮影情報

  • 撮影機器:Mastcam(右側)
  • 撮影日:2021年3月19日14時13分35秒〜14時15分ごろ(UTC)
  • 撮影場所:火星、ゲール・クレーター内

※…2021年3月19日はキュリオシティのミッション開始から3063ソル目にあたります。1ソル(Sol)は火星の1太陽日を指し、地球時間で約24時間40分に相当します。

 

編集/sorae編集部

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