
【宇宙クイズ】sorae編集部が出題する宇宙クイズです。過去にsoraeが記事で紹介した話題や、宇宙に関する基礎知識のクイズを不定期で公開していきます。(文末にクイズの参考にした元記事へのリンクがあります)
【▲ 火星の大気光を地上から見た時の想像図。条件が良ければ、夜空が緑色に見えるほど明るいと推定されています(Credit: NASA, JPL-Caltech, Cornell University & Arizona State University– E. W. Knutsen)】 
【▲ 2023年1月24日に公開された火星探査車Perseverance(パーシビアランス)の最新セルフィー。ロボットアームのカメラで撮影した56枚の画像を使って作成されている(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS)】 
【▲ 2005年5月にスピリットが撮影したグセフ・クレーターの夕暮れ(Credit: NASA/JPL/Texas A&M/Cornell)】
(引用元:NASA)
火星と聞いて、オレンジ色の惑星を思い浮かべると思います。では、火星の地上から見た景色はどうでしょう?
火星探査車が撮影した火星の風景と言えば、赤茶けた地表、乾いた岩山、そして広がる空。色合いを強調するために着色された画像も多くある中、あなたは火星の空を正しくイメージできているでしょうか?
※この問題は、肉眼(可視光)で火星の空を見た場合を想定しています。
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【問題1】火星の昼間の空にもっとも近い色は?
- A. 澄んだ水色
- B. 赤みがかった黄土色
- C. 真っ赤な夕焼け色
【問題2】火星の夕方の空の太陽周辺はどんな色?
- A. 赤く燃えるような朱色
- B. 深緑のグラデーション
- C. 淡く広がった青色
正解と解説は下の方に!
火星の画像と読んでおきたい記事

- NASA火星探査車Perseveranceが撮影したパノラマ 3年半の探査活動がこの1枚に
- 夜明け前の火星の空をただよう雲 NASAの火星探査車「Perseverance」が撮影
- NASAの火星探査車キュリオシティが火星の空に浮かぶ美しい雲を撮影
正解はこちら!
もしも火星に降り立つことができれば、昼は赤茶けた空、そして日没時には青い太陽が見られます。つまり、地球とは真逆の空模様を楽しむことができます!
- 問題1:B「赤みがかった黄土色」
- 問題2:C「淡く広がった青色」
解説「地球とは逆転する“夕焼け”の色」
火星の昼間は…
火星の大気には鉄を含む赤茶色の微細な塵が常時漂っているため、青い光は塵に吸収・散乱され、残った長波長(赤~黄)が空全体をくすんだ「赤みがかった黄土色」に染めます。地球の澄んだ青空とは正反対です。

火星の夕方は…
夕暮れ時、同じ塵が「ミー散乱」を起こし、青い光だけを太陽方向へ強く“前方散乱”します。その結果、太陽の周辺だけが青く光る、いわば“逆転夕焼け”となります。空全体が青に染まるわけではなく、太陽周辺に限られます。

地球との比較
地球の赤い夕焼けは大気分子による「レイリー散乱」で青が取り除かれ赤が残る現象です。粒子サイズと散乱の向きが違うため、火星では色の出方が逆転します。
文・編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- Image Credit: ESA/DLR/FU Berlin/G. Michael(サムネイル画像)
- NASA - What Do Sunrises and Sunsets Look Like on Mars?























