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【宇宙クイズ】sorae編集部が出題する宇宙クイズです。過去にsoraeが記事で紹介した話題や、宇宙に関する基礎知識のクイズを不定期で公開していきます。(文末にクイズの参考にした元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

火星と聞いて、オレンジ色の惑星を思い浮かべると思います。では、火星の地上から見た景色はどうでしょう?

火星探査車が撮影した火星の風景と言えば、赤茶けた地表、乾いた岩山、そして広がる空。色合いを強調するために着色された画像も多くある中、あなたは火星の空を正しくイメージできているでしょうか?

※この問題は、肉眼(可視光)で火星の空を見た場合を想定しています。

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【問題1】火星の昼間の空にもっとも近い色は?

  • A. 澄んだ水色
  • B. 赤みがかった黄土色
  • C. 真っ赤な夕焼け色

【問題2】火星の夕方の空の太陽周辺はどんな色?

  • A. 赤く燃えるような朱色
  • B. 深緑のグラデーション
  • C. 淡く広がった青色

 

正解と解説は下の方に!

 

火星の画像と読んでおきたい記事

【▲図1: 今回観測された火星の大気光を地上から見た時の想像図。条件が良ければ、夜空が緑色に見えるほど明るいと推定されています。 (Image Credit:NASA, JPL-Caltech, Cornell University & Arizona State University– E. W. Knutsen) 】
【▲ 火星の大気光を地上から見た時の想像図。条件が良ければ、夜空が緑色に見えるほど明るいと推定されています(Credit: NASA, JPL-Caltech, Cornell University & Arizona State University– E. W. Knutsen)】

 

正解はこちら!

もしも火星に降り立つことができれば、昼は赤茶けた空、そして日没時には青い太陽が見られます。つまり、地球とは真逆の空模様を楽しむことができます!

  • 問題1:B「赤みがかった黄土色」
  • 問題2:C「淡く広がった青色」

 

解説「地球とは逆転する“夕焼け”の色」

火星の昼間は…

火星の大気には鉄を含む赤茶色の微細な塵が常時漂っているため、青い光は塵に吸収・散乱され、残った長波長(赤~黄)が空全体をくすんだ「赤みがかった黄土色」に染めます。地球の澄んだ青空とは正反対です。

Pserseverance selfie 202301 NASA JPL PIA25681
【▲ 2023年1月24日に公開された火星探査車Perseverance(パーシビアランス)の最新セルフィー。ロボットアームのカメラで撮影した56枚の画像を使って作成されている(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS)】
火星の夕方は…

夕暮れ時、同じ塵が「ミー散乱」を起こし、青い光だけを太陽方向へ強く“前方散乱”します。その結果、太陽の周辺だけが青く光る、いわば“逆転夕焼け”となります。空全体が青に染まるわけではなく、太陽周辺に限られます。

2005年5月にスピリットが撮影したグセフ・クレーターの夕暮れ
【▲ 2005年5月にスピリットが撮影したグセフ・クレーターの夕暮れ(Credit: NASA/JPL/Texas A&M/Cornell)】
地球との比較

地球の赤い夕焼けは大気分子による「レイリー散乱」で青が取り除かれ赤が残る現象です。粒子サイズと散乱の向きが違うため、火星では色の出方が逆転します。

 

文・編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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