【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

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  • Image Credit: P. Heidmann, et.al.
  • sorae - 「位相欠陥(トポロジカル星)」の画像化 黒くないのような天体

 

【再掲載】こちらは、soraeが2023年5月8日の記事内で紹介した『位相欠陥(トポロジカル星)の外観』のシミュレーション画像です。

ジョンズ・ホプキンズ大学のPierre Heidmann氏などの研究チームは、の代替天体のひとつである「位相欠陥(トポロジカル・ソリトン)」という天体について、理論的な内容と、その外観について検討を行いました。位相欠陥は「トポロジカル星」と呼ばれるタイプの天体の1種です。

位相欠陥は強い重力を持つ小さな天体であり、一見したところではと見分けがつかないと考えられています。ただし、とは異なり、位相欠陥には中心部に特異点が生じません。

非常に複雑に巻き上げられた時空によって、大きさのない1点に潰れてしまうことが回避されているからです。その一方で、“時空の巻き上げ”は表面にも表れるため、位相欠陥の外観にも影響を与えると考えられます。

【▲ 図2: 位相欠陥とブラックホールの時空図の比較。ブラックホールの中心部には特異点があるため、先端部が尖っている。一方で位相欠陥には特異点がないため、先端は丸くなっている。 (Image Credit: P. Heidmann, et.al. (Topological star) / Northern Arizona University (Black hole) ) 】
【▲ 図2: 位相欠陥とブラックホールの時空図の比較。ブラックホールの中心部には特異点があるため、先端部が尖っている。一方で位相欠陥には特異点がないため、先端は丸くなっている(Credit: P. Heidmann, et.al. (Topological star) / Northern Arizona University (Black hole))】
【▲ 図3: 位相欠陥とブラックホールの外観シミュレーションの比較。ブラックホールは真っ暗な領域が中心部にあるのに対し、位相欠陥は非常に複雑に歪められた背景が写っている。 (Image Credit: P. Heidmann, et.al.) 】
【▲ 位相欠陥とブラックホールの外観シミュレーションの比較。ブラックホールは真っ暗な領域が中心部にあるのに対し、位相欠陥は非常に複雑に歪められた背景が写っている(Credit: P. Heidmann, et.al.)】

「位相欠陥(トポロジカル星)」についての詳細は、元記事を参照してください。

 

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