【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
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こちらは、soraeが2023年1月8日の記事内で紹介した『ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河「NGC 7469」』です。
ペガスス座の方向約2億2000万光年先にある渦巻銀河「NGC 7469」は、活動銀河の一種(セイファート1型)に分類されていて、その中心には狭い領域から強い電磁波を放射する「活動銀河核(AGN)」が存在しています。活動銀河核の原動力は、太陽の数百万倍以上もの質量がある超大質量ブラックホールだと考えられています。
NGC 7469の中心から放射状に伸びている赤い光は「回折スパイク(diffraction spike)」と呼ばれるもので、主鏡を構成する六角形の鏡セグメントや副鏡を支える支柱といった、ウェッブ宇宙望遠鏡の構造によって生じています。