【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

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  • Image Credit: /JPL-Caltech/R. Hurt (IPAC)
  • sorae - 約1時間で1回自転するが確認される。限界に近い自転速度か

 

こちらは、soraeが2021年4月10日の記事内で紹介した『「2MASS J0348-6022」との自転速度を比較した動画』です。

褐色矮星とは恒星と惑星の中間にあたる天体で、天の川銀河だけでも数十億個も存在すると考えられている天体です。

この動画に登場する2MASS J0348-6022は、2021年当時の研究で「これまで知られていたものよりも短い周期で自転する褐色矮星」の1つとして報告されました。

2MASS J0348-6022の直径は木星とほぼ同じですが、質量は約43倍。また、自転周期は木星の約10倍(1日が約1.1時間)とみられています。地球で1日が経つあいだに、この褐色矮星は20回以上も自転していることになります。

研究者は、褐色矮星としての自転速度の限界に近いと考えており「これよりも自転が速いと自身が引き裂かれる可能性がある」と述べています。

 

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