【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
こちらは、soraeが2021年4月15日の記事内で紹介した『火星の南極冠の表面』の一部拡大画像です。
水の氷や二酸化炭素の氷(ドライアイス)でできている火星の極冠は冬に拡大し、夏に縮小しますが、完全に消えてしまうことはありません。火星の南極では夏でも水の氷の上に厚さ数kmの二酸化炭素の氷が堆積しており、年中消えることがない氷の堆積物は「残留極冠」や「残存極冠」と呼ばれています。
この画像は、NASAの火星探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」(MRO)が撮影した2020年11月22日のデータをもとに作成されています。