【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


Source
  • Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), A. Nota (ESA/STScI), and the Westerlund 2 Science Team
  • sorae - 無数の星々が美しく輝く星団。中心部は荒々しく穏やかではない

 

こちらは、soraeが2020年6月1日の記事内で紹介した『星団「Westerlund 2」』です。

Westerlund 2は、「りゅうこつ座」の方向およそ1万5000光年先にある星形成領域「Gum 29」に位置しています。およそ6~13光年に渡り広がるこの星団は200万歳未満の若い星々から構成されていると考えられていて、そのなかには太陽の100倍に達するほど重い大質量星も含まれるとされています。

この画像は、2015年に「ハッブル」宇宙望遠鏡の25周年記念画像として公開されたものです。人の目に見える可視光線で撮影したものと、星形成領域の塵の向こうを見通すために赤外線で撮影したものが合成されたものとなります。

なお、非常に美しい星団に見えるWesterlund 2の中心部は”荒々しい環境である”ことが判明しています。元記事では、星団の中心付近にある恒星で惑星形成の兆候が確認されなかった理由などの解説をしていますので、ぜひ参照してみてください。

 

 

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