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次の月食はいつ? 2000〜2060年 皆既・部分月食 一覧

次の月食はいつ? 2000〜2060年 皆既・部分月食 一覧

※2030年代以降の月食情報が足りないので、追加予定です。以下のリストの情報が全てではありません。ご注意ください。

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月食のしくみ

月食は、太陽・地球・月が一直線に並んだとき、月が地球の影の中に入り込むことで暗く欠けて見える天文現象です。月食が起きるのは必ず満月のタイミングですが、満月のたびに月食が訪れるわけではありません。月の軌道(白道)は太陽の通り道(黄道)に対して約5度傾いており、ふだんの満月は地球の影をわずかに外れて通過しています。太陽・地球・月の位置関係が十分な精度で一直線に揃ったときにだけ、月食は起こります。

皆既月食と部分月食

月食には大きく2種類あります。月の全体が地球の濃い影(本影)にすっぽりと入り込むのが皆既月食、月の一部だけが本影に入り込むのが部分月食です。このほかに、月が地球の薄い影(半影)だけをかすめる半影月食もありますが、肉眼ではほとんど変化がわからないため、このページでは掲載対象から除外しています。

赤銅色に染まる月

皆既月食のとき、月は暗闇に消えてしまうのではなく、赤銅色(しゃくどういろ)と呼ばれる赤黒い色に輝きます。これは地球の大気が生み出す、宇宙規模の屈折現象です。

地球の影に入った月には、本来なら太陽の光が届かないはずです。しかし地球を取り巻く大気は、太陽の光をわずかに曲げながら本影の内側へと送り込みます。このとき大気を通り抜けられるのは赤い波長の光だけで、青い光は大気中の分子に散乱されて届きません。結果として月面を染めるのは、地球上のあらゆる場所で同時に起きている日の出と日の入りの光をすべて集めたような、深い赤の光です。

赤みの濃さは毎回異なります。大気中の塵が少ない時期は月が鮮やかなオレンジ色に輝き、火山噴火などで大気が濁っているときは光が遮られ、ほとんど見えないほど暗い赤色になることもあります。

月出帯食・月入帯食について

月食は、月が見える場所であれば地球上のどこからでも同じ瞬間に進行します。ただし、月がまだ地平線の下にいる時間帯には観測できません。食が始まった状態のまま月が地平線から昇ってくる現象を月出帯食(つきでたいしょく)、食が続いたまま地平線へ沈んでいく現象を月入帯食(つきいりたいしょく)と呼びます。水平線すれすれに浮かぶ赤く欠けた月は独特の迫力があり、好条件の月食とはまた異なる見どころがあります。観測できる地域と条件は場所によって大きく異なるため、下のリストでは国内観測の可否を「可」「一部可」「不可」の3段階で示しています。

このリストについて

本リストはNASA Eclipse Catalogおよび国立天文台(NAOJ)の暦象年表をもとに作成しています。日付はすべて日本標準時(UTC+9)基準で記載しています。NASAが用いるUT(世界時)との差は9時間あるため、UTベースで記録された月食の日付とリスト上の日付が1日ずれる場合があります。また2040年以降の観測条件の細部については、将来的に改訂される可能性があります。さらに本リストには一部に誤りが含まれている可能性があることをあらかじめご了承ください。観測計画や記事の一次情報としてご利用の際は、必ずNASA Eclipse CatalogまたはNAOJ暦計算室の最新の公式情報をご確認ください。

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

NASA
国立天文台