いくらなんでも、ものには限度というものがあります。中国の電力会社が湖北省襄陽市にて公開したのは、送電線をメンテナンスするドローン。でもただのメンテナンスではありません。なんと、「火炎放射」にて送電線のゴミを焼き尽くすドローンなんです。
動画を見ると、8ローターのパワフルなドローンが空中に浮上し、火炎放射にて送電線に引っかかったゴミを焼き尽くす様子が確認できます。たしかに高所へと作業員を派遣するよりは安価かつスピーディーだと思いますが、送電線に悪影響はないのでしょうか。実に気になります。
それにしても、燃料タンクや放射器を備え付けても問題なく飛行するこのドローンもパワフル。見た感じでは業務用の機種のようですが、いろいろな意味でドローンの可能性を見せつけてくれます。
なお、ドローンによる火炎放射は今回が初めてではありません。2015年の年末には、アメリカのコネティカット州の少年が火炎放射ドローンを製作し、七面鳥を焼いています。いったいドローン産業はどこに向かおうとしているのでしょうか?
Image Credit: QQ
■This fire-breathing drone is having none of your rubbish
https://thenextweb.com/gear/2017/02/18/fire-breathing-drone-none-rubbish/