4000以上の太陽系外惑星。NASA公開の「4000 Exoplanets」より(Credit: NASA APOD)

【▲ 4000以上の太陽系外惑星。NASA公開の「4000 Exoplanets」より(Credit: NASA APOD)】

現在、4,000以上の太陽系外に存在する惑星(「太陽系外惑星」、略して「系外惑星」とも呼ばれます)が知られています。NASA「太陽系外惑星アーカイブ」が記録しているもので、2019年6月に4,000個の節目を迎えました。

こちらの動画では、1992年に初めて確認された太陽系外惑星から4,000個を超えるまで時系列に沿って、音と光で紹介しています。

まず、天の川銀河の中央の帯が大きなUの字を描くように圧縮された姿で映し出されます。太陽系外惑星は、その発見方法によって色分けされています。

主星(恒星)のスペクトル線のわずかな変化(ドップラー法、視線速度法)によって発見された太陽系外惑星はピンク色で、惑星が公転することによって生じる主星の明るさの周期的な変化(トランジット法)によって発見された太陽系外惑星は紫色で表示されています。

また、直接撮影(直接撮影法)により発見された太陽系外惑星はオレンジ色で、背景にある別の天体が歪んでいるように観測される重力レンズ効果(重力マイクロレンズ法、マイクロレンズ法)を用いて発見された太陽系外惑星は緑色で表示されています。

惑星が主星の周りを回る速度が速いほど、伴奏音が高くなっています。

2009年に太陽系外惑星探査を目的として打ち上げられたケプラー衛星はすでにミッションを終えましたが、4,000個の太陽系外惑星の半分以上を、空の一定の領域(はくちょう座の方角)だけで発見しました。

その後、新たに打ち上げられたTESSTransiting Exoplanet Survey Satellite)衛星はさらに広い領域で、近傍の明るい恒星の周りに存在する太陽系外惑星のトランジット法による探査を行っています(2020年7月にひとまずミッションは終了しましたが、引き続き延長ミッションを遂行中)。

太陽系外惑星の発見は、宇宙に生命が存在する可能性についての理解を深めるだけでなく、私たちの地球や太陽系がどのようにして形成されたのかを理解するのにも役立ちます。

 

関連:観測開始一周年。系外惑星探査衛星「TESS」の成果を振り返る

Video Credit: SYSTEM Sounds (M. Russo, A. Santaguida); Data: NASA Exoplanet Archive
Source: APODNASA
文/吉田哲郎

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