広告
広告

CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年3月28日13時11分、酒泉衛星発射センターから「長征2号C」ロケットに「遠征1号S」上段を組み合わせた構成で打ち上げを実施し、試験衛星「試験33号(Shiyan-33)」を所定の軌道へ投入することに成功しました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:長征2号C/遠征1号S(試験33号)

・ロケット:長征2号C/遠征1号S(Long March 2C / YZ-1S)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年3月27日 13時11分
・発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
・ペイロード:試験33号(Shiyan-33)

中国国営メディアの新華社によると、試験33号は「空間環境の探査に関する科学試験」を目的とする衛星とのことですが、開発元や詳細な仕様は明かされていません。「試験(Shiyan)」の名称は技術開発や実験を目的とする衛星に使われる中国の分類で、2024年以降も試験23号、試験28号B、試験29号など同種の衛星が相次いで打ち上げられています。

長征2号C/遠征1号S構成は、長征2号Cの2段式ロケットに液体推進の上段「遠征1号S」を追加したもので、太陽同期軌道(高度700 km)へ約2.5トンのペイロードを投入する能力を持ちます。単機の打ち上げだけでなく、複数衛星の同時投入やコンステレーション展開にも対応しています。

CASCによると、長征2号Cは今年すでに3回目の飛行で、今後も高頻度の打ち上げを予定しているとのことです。今回の打ち上げは長征シリーズ全体で635回目の飛行となりました。

関連画像・映像

ALT: 2026年3月27日、酒泉衛星発射センターの発射台から上昇する長征2号C/遠征1号Sロケット。曇天の中、発射塔の脇を離れていく機体が捉えられている
【▲ 試験33号衛星を打ち上げた長征2号C/遠征1号Sロケット(Credit: CASC)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

関連記事

参考文献・出典