スペース・エクスプロレーション・テクノロジー社のイーロン・マスクCEOは自身のTwitterで、同社の新型ロケット、ファルコン9-Rの地上燃焼試験を実施したと発言した。
ファルコン9-Rは、かつてファルコン9 v1.1と呼ばれていたファルコン9ロケットの改良型で、打ち上げ能力や信頼性の向上が図られており、現在、今年の夏の初打ち上げを目指し、開発が進められている。またマスクCEOは、ドラゴン補給船運用2号機の地球帰還後の記者会見において、ファルコン9-Rを使い完全再使用ロケットの開発に向けた実績を積むと明かしており、つまりファルコン9-RのRとは、再使用(Reusable)を指している。
今回の試験について、スペースX社は今のところ詳しい情報は明かしていないが、テキサス州の地元紙ウェーコ・トリビューンのジョセフ・アボット記者によれば、試験は現地時間1日に、テキサス州にある同社の試験場で行われ、燃焼時間は10秒であったとのことだ。
■Twitter / elonmusk: 1st firing of Falcon 9-R advanced ...
https://twitter.com/elonmusk/status/341405518566395904