ケネディ宇宙センターに到着した4名の宇宙飛行士。左から:グローバー宇宙飛行士、ホプキンス宇宙飛行士、ウォーカー宇宙飛行士、野口宇宙飛行士(Credit: NASA/Joel Kowsky)

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の野口聡一宇宙飛行士が三度宇宙へと飛び立つ予定の日まで、いよいよ一週間を切りました。NASAは現地時間11月8日、スペースXの新型宇宙船「クルー・ドラゴン」運用初号機に搭乗する4名の宇宙飛行士がフロリダのケネディ宇宙センターに到着したことを明らかにしました。

クルー・ドラゴン運用初号機によるミッションは「クルー1(Crew-1)」と呼ばれており、NASAのマイケル・ホプキンス(Michael Hopkins)宇宙飛行士ビクター・グローバー(Victor Glover)宇宙飛行士シャノン・ウォーカー(Shannon Walker)宇宙飛行士、そしてJAXAの野口宇宙飛行士が搭乗します。クルー1の打ち上げは日本時間2020年11月15日(日)午前9時49分に予定されています。

クルー・ドラゴンによる有人飛行は日本時間5月31日に打ち上げられ8月3日に帰還した2回目の試験飛行ミッション「デモ2(Demo-2)」においてすでに実施されていますが、国際宇宙ステーションに約半年間滞在してタスクに従事する4名のクルーを運ぶ本格運用は、今回のクルー1が初めてとなります。4名の到着に先立つ現地時間11月5日にはクルー1に使用される機体がケープカナベラル空軍基地内の施設からケネディ宇宙センターへと運ばれており、打ち上げに向けた準備が着々と進められています。

なお、野口宇宙飛行士の滞在中には国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」において、iPS細胞を利用した臓器の立体培養技術開発や固体材料の燃焼に対する重力の影響の評価といった、微小重力環境を利用したさまざまな実験が行われます。また、クルー1の打ち上げの様子はYouTubeにてライブ配信される予定です。

野口宇宙飛行士らが搭乗する新型宇宙船「クルー・ドラゴン」(Credit: SpaceX)

 

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Image Credit: NASA/Joel Kowsky
Source: NASA
文/松村武宏

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