NASAが予定している、小惑星探査ミッション「プシケ(Psyche)」。こちらのミッションに、スペースXの「ファルコン・ヘビー」ロケットが利用されることが決定されました。

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プシケミッションでは、火星と木星の間のアステロイドベルトに存在する小惑星「16 Psyche(プシケ)の探査を実施します。この直径210kmの小惑星の構成は金属が中心となっており、惑星のコアの残りであることが期待されているのです。

そして探査機は、2022年にケープ・カナベラル空軍基地の第39A発射施設から打ち上げられることになります。また、ミッションでは同時に「Escape and Plasma Acceleration and Dynamics Explorers(EscaPADE)」や、Janusと呼ばれる小型衛星も打ち上げられます。

一方、探査機には5基の太陽電池パネルや推進システム、そして科学探査装置が搭載されます。どのような装置が搭載されるのかは、現在選定がすすめられています。そしてプシケの探査からは、地球のような惑星の成り立ちの解明が期待されているのです。

 

Image: Maxar/ASU/P. Rubin/NASA/JPL-Caltech / スペースX
Source: Space.com
文/塚本直樹

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