宇宙ステーション、船内圧力が一時低下も復旧

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年8月31日、国際宇宙ステーション(ISS)において一時的に空気の圧力が低下したものの、現在は復旧していることを報告しています。

近日に検知されていたISS船内全体の圧力低下は、ロシアサービスモジュールに係留された「ソユーズ宇宙船」の居住モジュールに、2mm程度の穴が空いていたことが原因でした。

宇宙飛行士はこれの補修を行い、またプログレス補給船から空気の供給を行うことで、空気圧は復帰しています。また、日本実験棟「きぼう」への影響もないと報告されています。

Image Credit: NASA
■お知らせ【ISS船内圧力の復旧について】
http://www.jaxa.jp/notification_20180831.html
(文/塚本直樹)